名鉄広見線(新可児駅~御嵩駅間)の今後について
名鉄広見線(新可児駅~御嵩駅間)の存廃問題については、令和5年度から、国、岐阜県、名鉄及び沿線3自治体による勉強会を設け、令和8年度以降の当該線区のあり方について、調査・分析を進めてまいりました。
この調査・分析により、持続可能な公共交通を確保するためには、「みなし上下分離方式による鉄道存続」または「鉄道廃止し、バス路線転換」のどちらかが今後の選択肢となることが確認されました。
その後、令和7年1月末から2月初旬に住民説明会を実施し、以降現在に至るまで、沿線自治体である可児市と八百津町、運行事業者である名鉄との間で定期的に意見交換を行っております。
そのような中、2択のうち、「みなし上下分離方式による鉄道存続」を御嵩町としての方針とすることを「みたけ未来トーク」においてお示しました。この方針は、民意の代表である議会も賛同されております。
名鉄広見線(新可児~御嵩駅間)の今後に関する検討状況の説明会
当該線区の存廃の決定や、仮に鉄道を活用する地域づくりを実現しようとする場合には、可児市、八百津町とも良好なパートナーシップが構築できていることも不可欠であることから、両自治体の考えも踏まえながら、協議を進めております。
なお、これまで御嵩町は、様々な場において、6月中を目途に令和8年度以降の当該線区のあり方についての結論を発出するとお伝えしておりましたが、地域の将来に関わる大変重大な決定事項であることから、拙速な議論とならないよう綿密かつ丁寧に合意形成のプロセスを経ていく必要があります。
現在、合意形成のプロセスを進めており、結果的に6月中に結論に至ることはできませんでしたが、できるだけ早期の合意形成・結論の発出を目指すことに変わりはありませんので、ご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。
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