御嵩町小和沢地区に計画されている産業廃棄物処理場問題は、御嵩町、とくに御嵩町の将来にとって重大な問題です。
 産業廃棄物処理場とはどんなものなのか、その影響はどうなるのかなど、町民によく知っていただき、真剣に議論していただく必要があります。
 重大な問題だけに、町としても慎重に対処する必要があります。
 そのためには時間が必要ですので、平成7年9月、御嵩町長から岐阜県知事に対し、「処理場許可へ向けての手続きを当面、凍結していただきたい」という要望書を提出しています。
 御嵩町議会でも、産業廃棄物処理施設再検討特別委員会をつくり、現在ひきつづき調査検討を進めています。
 柳川町長は「産廃処理場についての疑問や懸念が解消されない限り、処理場建設には同意できない」と表明しており、岐阜県との協議の結果、平成8年2月、24項目にわたる疑問と懸念をまとめ、照会として岐阜県衛生環境部長あてに提出しました。
 これに対し3月末、岐阜県衛生環境部長から御嵩町長に回答が寄せられました。
 しかし、この回答でも「疑問や懸念が解消されたわけではない」(柳川町長)ので、近く、再問い合わせの形で県に対し説明していただく予定です。
 町民の方々に産廃処理場問題の現状と問題点について、できる限りご理解をいただくために、この内容を紹介します。


=町から県に対する質問(平成8年1月30日)

=県からの回答(平成8年3月28日)

=懸念

=改めて示された県からの回答(平成9年5月30日)